断捨離を進めていく中で見つめ直した、僕の持ち物達。
これは一生使う!壊れたらまた買う!というお気に入りなモノを紹介するコーナー第10弾。
久しぶりの今回はお酒を飲むとき愛用している酒器を紹介。
普段のコップはサーモスのタンブラーひとつに絞れたけど、ビールはともかく日本酒をタンブラーで飲むのはちょっとね…。
僕の一生モノリスト(8)【サーモスの真空断熱タンブラー】 - 僕のほどよい生活
沢山持っていた酒器、どれを残すか
お酒は日本酒が一番好きで、家でもたまに飲んでいます。
元々は苦手意識があった日本酒。好きになったのはほんの数年前からですが、加速度的にのめり込んでしまい、酒器集めにハマっていた時期もあったのでした。
酒器って小さいし、そんな高くないしついついコレクションしちゃうんだよね。
一口に酒器って言っても、例えば吟醸系のような薫り高いタイプのお酒にはラッパ型がいいとか、ガラス素材のものはお酒がシャープに、陶器は柔らかく感じられるとか、一応お酒に合わせる際のルール的なものがあるんだ。
うるせぇ!って感じだよね。
でもうるせぇ!と思いながらもセオリーがある以上無視できないのが枠に捕らわれた小市民な僕なんだよね。
さぁ数ある酒器の中から、何を残すべきか…。
選ばれたのは、錫(すず)の盃でした
愛用の酒器として残されたのがこちら。
『能作』喜器 - 2
酒器を一本に絞るに当たって上記のようなセオリーを気にしてしまう僕。ぐい呑みタイプの酒器は素材や形状による味の変化が大きいため、比較的変化が少ないと言われる飲みきりサイズのものにした。
錫(すず)は不純物を吸収して雑味を除き水を浄化するとされ、お酒の味わいが柔らかくなるとも。錆びない、朽ちない金属として神仏器具として使われる器でもある。一生を共にする酒器としてぴったりではないか。
熱伝導率が良く、燗は早くつき、冷酒は涼やか。昔から「錫でお燗をつけると一級上がる」とも言われるんだって。
また持ったときの重さがいいんだな。なんだろう、厳かな雰囲気があるのよね。
まぁ、「厳かな雰囲気がある」と言いながらスナック菓子で飲むのがマイブームなのだけれど。
嫁さんの実家にふるさと納税したら大量に届いた東京のお酒「澤乃井」が家に沢山あるよ。
正直なところ
まぁ色々言ったけど、結局「能作の酒器が一番高かったから残した」っていうのが正直なところさ!