ウチの実家の猫ちゃんは21歳。人間の歳に換算すると100歳になるお婆ちゃんです。
この顔見て!!
超可愛いでしょ!!あ、メス猫ね!絶世の美女!!
ほらぁ~!見てぇ~!超カワユス~~!!
僕が小学5年生の時に、家の前の側溝っていうかドブの中からミャーミャー助けを求める声がしたのさ。
急いでバールを持ち出してありったけのパワーとテコの原理を駆使して側溝の蓋をこじ開けて全力で救出したよね。もう命の恩人丸出しだよね。
泥だらけの子猫を風呂場で洗ってさ。なんとか母ちゃんに許しを得て飼い始めたのさ。
ほらぁ~!色っぺぇ~!!コイツ…魔性の女だな。よく一緒に寝たものさ。
拾った猫だから正確な年齢はわからないけど、最低でも21年は飼ってる。妖力を得て化け猫になってもおかしくないな。
飼い始めた当時まだ幼稚園児だった妹も、もう結婚して子供ができた。妹の成長だけでなく、その子供の誕生まで見届けてくれるとは。
あぁ~~~、ほんとかわいいぃぃぃ!!
そんなウチの猫が先日ついに逝ってしまいました。
水曜日に「調子が悪そう。そろそろかも。」と母から連絡を受け、週末に帰ろうと思っていたら金曜日に逝ってしまいました。
水曜日のうちに帰って顔を見せておけば良かった。
これまでの僕の人生、後悔というものをあまりしたことがありませんが、今回ばかりは後悔しました。
今日、火葬をしてもらいました。
僕、妻、両親、妹夫婦×2、甥っ子の計9人に見送られて、空に昇っていきました。
骨壺を持って実家に帰ってきた途端にまた寂しくなりました。
化け猫でも守護霊でも持ち霊でもいいから、またうちの猫に会いたいです。