僕のほどよい生活:Re

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26歳で都内にマンションを買った話

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今の住まいで暮らし始めてもうすぐ5年になります。

 
駅徒歩2分、首都圏最優秀マンションにも選ばれた自慢のマンションです。
 
このマンションを買ったとき僕は26歳でした。
新築で5,000万円以上しました。
 

 

両親や周りの人達はそんな若いうちにマンションなんか買って大丈夫なのか!?と心配していましたが、僕は不動産の仕事をしていたのでそういった周りの誰よりも知識はありました。
また、不動産で失敗して人生終了した人達も沢山見てきたので、誰よりも不動産の怖さも理解していたつもりです。
 
僕は賃貸より購入派です。
だってどう考えたって買っちゃった方が得だと思うんです。個人的には。
ローン返済額よりも高い家賃を、毎月毎月ドブに捨ててるなんて信じられないです。
 
26歳でマンションなんて早いと言われましたが、じゃあ不動産購入の平均年齢である40歳位まで賃貸に住んだとすると家賃月10万として×12ヶ月×15年で1,800万でしょ。
家を買うそのときに既に1,800万捨ててきてるんですよ。そのときに買う家の金額に実は1,800万が上乗せされてると言ってもいい。
1,800万てね、大金ですよ。
実際には更新料とかも掛かるしね。
 
15年。
駅徒歩10分位かかる築年数のいったアパート、隙間風の吹き込む低スペックで狭い部屋、脆いセキュリティの家に愛する妻や子供を住まわせ…我慢して我慢して15年住んだ挙句、いざ家を買おうとしても既に1,800万もドブに捨ててるもんだから頭金となる自己資金がない。
やっと家を買ったと思ったらその頃には子供もそれなりの年齢になっていて数年住んだら家を出て行ってしまう…。
残されるのは40歳から背負ったローン…。
 
アホか!
うおおやってられねぇ!
 
と思ったらずっと賃貸で暮らすなんて選択肢なかったですよね。
 
 
もちろん、ただ闇雲に買っても余計に不幸になるだけですよ。
多額の借金をして買ったは良いものの、何かしらの事情で売るしかなくなったけど売れない。
ニッチもサッチもいかん。
詰んだ。
 
よくある話です。
ローンが返せなくなったけど売れない、とか、売ろうとしても家が値下がりしてしまって借入金すら返せない査定額にしかならず売るに売れない、とかね。
 
つまりは売りに出せばちゃんと買い手が付き、値下がりしにくい物件を見極めて買うことができれば不動産購入は怖くないってことです。
 
転勤が決まっちまった。じゃ、売ろう。
失業しちまった。じゃ、売ろう。
この街も飽きたし、引っ越したいな。じゃ、売ろう。
 
そのくらい楽に決められるだけの物件力のある不動産なら、別にいくら若くたって、むしろ若い内にこそ、買ってしまっていいと思うんですよね。
そんな物件の為なら、購入時は金額的に多少無理をして背伸びをしてもいいと思うんです。
僕は激務の甲斐あり当時1,000万くらい頭金に当てられましたが、今は100%ローンも珍しくない時代です。手付けと諸費用分の自己資金さえあれば意外と買えちゃいます。
金利も低いし、ローン控除もあるしね。
 
まぁ、その物件の見極めが難しいんですけど…。
 
幸い僕には知識があったからこのマンションは今買っておけば絶対値上がりするだろうという自信がありましたし、経験豊富な不動産鑑定士の先輩方にもアドバイスをもらえる立場だったから決断できたってのもあると思います。
 
ちょうど結婚のタイミングだったので、妻をしっかりした所に住まわせたいという気持ちもありました。
不動産の仕事をしてるのに自分は不動産持ってないとかギャグだろという気持ちもありました。
 
お陰様でもうすぐ築5年を迎えるこのマンションも、未だ分譲当時よりもかなり高値で取引がされています。
 
今後不動産の相場がどうなるか分かりませんし、僕自身がどうなるかも分かりません。
 
ですが、今回転職を決意したときも、「収入が下がったとしても、このマンションならいざとなったらすぐ売れるだろ」という安心感は確かにありました。
 
若くしてマンションを買ったことが吉と出るか凶と出るか、これからが楽しみです。