僕は月に2回くらい映画を観に行くんですけど、休みの日に行く場合はなるべく午前中の上映時間を選んでいくようにしています。
今日はファーストデイ割引で「レヴェナント」を観てきました。
映画鑑賞後の寂しさ…
例えば休日の日中明るい時間帯に映画館に入って、鑑賞後に外に出るととっぷりと日が暮れて暗くなっている…。
この瞬間がすごく苦手なんです。
ああ、今日ももう終わりか…
楽しみにしてきた映画も観終わったし…
明日からまた仕事か…帰って準備しなくちゃ…
みたいな寂しい感情がドッと溢れてくるんですよね。
贅沢な気分になれる朝映画
対して朝映画はいいんですよ。
事前にネットで予約しちゃってるから、朝ダラダラ寝ないでちゃんと起きるじゃないですか。
寝休日になってもったいねーっ!って後悔しないし。
何より、観終わってもまだまだお昼前!
ヒューッ! 俺の休日はまだまだここからだぜぇ! ってすごく贅沢な気分になれるんですよ。
映画観て、お気に入りの店でお昼食べて、お茶飲みながらさっき観た映画のレビューを読んでみたりして。
すごく好きな時間の過ごし方です。
今日もまだまだ時間があるなぁ!
座席のこだわりについて
ついでに。
映画館の座席を選ぶときは、列の一番廊下側を選びます。
鑑賞中にトイレに行きたくなってもパッと出れる場所がいいんですよ。
他のお客さんの前を「すみません、すみません…」っ言いながら通って迷惑をかけるなんて、死にたくなる気分。
それも往復2回。
実際トイレに行きたくなることなんて滅多にないんだけどね。
変に意識してると、妙に膀胱が疼いている気がして…。
安心が欲しいんです。
尿意vs俺
過去最大の闘いだったのは、数年前に「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」を観ていた時でした。
僕はがっつりエヴァンゲリオン世代で、全使徒の名前や全エピソードのサブタイトルの完全暗記はもちろん、ATフィールドを貫通するのに必要な電力数は? くらいの質問であれば瞬時に答えられる程度にはハマっていました。
この新劇場版:破、とても楽しみにしていました。
物語もクライマックス。
最強の拒絶タイプ、ゼルエルがネルフ本部に襲来してきた頃。
僕の膀胱にも最強の尿意が迫っていました。
これは最強の拒絶タイプ…。
そして弍号機がザ・ビーストとかいって暴れ回っている頃、僕の尿意もこれ以上ないほど暴れ回っていたのです。
その時の僕はすでにハァハァと肩で息をしているほどでした。
僕の膀胱という名のATフィールドを破らんと荒ぶる尿意。
「鎮まれ! 鎮まりたまえ!」とアシタカばりに念じていました。
トイレに行けば楽になれる。
ほんの2、3分のこと。
大丈夫。
ここでトイレに行けば、残りの時間は集中して観ることができる…。
否!
2、3分目を離す?
馬鹿なことを言うな。
2、3分あればネルフ本部が壊滅していてもおかしくない。
シンジ君も185秒あれば本部の半分は壊せるって言ってた。
観るんだ。
瞬きも惜しい。
観るんだ。
ここが。
ここが俺の………
トイレは大事だよ
その後は結局「膀胱は分子数個分の薄さになっても破れない」という、中学生の時に聞いた嘘かホントかもわからないトリビアを心の拠り所にしながら乗り切りました。
何の話をしていたのか分からなくなってきたけど、映画鑑賞前のトイレは大事だよ。