案の定、緊急事態宣言が延長されるようです。
はぁ~早く映画館に行きたいんだけど。
映画館や博物館は時短要請に切り替わるようだけど、どうなることやら。
これから夏が始まるわけだけど、
夏の映画体験っていいよね。
なんだろう、子供のころ親に連れられて映画を観に行った季節は、いつも夏だった気がする。
映画っていっても、僕が子供の頃に見ていた映画なんてドラゴンボールかゴジラか、だったけど。
当時は今みたいに座席も指定じゃなくてさ、立ち見とか普通だった。
早めに映画館に着いて狭い廊下で次の回の上映開始を待ってるんだけどさ、シアターに人が出入りするたびに前の上映中のクライマックスシーンの音や音声が扉から漏れてきちゃうんだよね。その度にウオオオオ聞きたくない!!って耳押さえてさ。
僕は映画館に入ってすぐにパンフレットを欲しがった子供でね、映画が始まる前に買ってもらったパンフレットをパラパラ見ながら(この敵とどんな戦いを繰り広げるんだろう…!)って、オラワクワクすっぞ状態でテンション上がっていく感じが好きだったんだ。
ある時、またドラゴンボールの映画に連れて行ってもらったんだけど、その時はどういうわけか『ママレード・ボーイ』が同時上映されててね。
親父と二人でママレード・ボーイをじっと観るという、甘くて苦いママレード体験をしたのもよく覚えてる。
ゴジラの映画もよく連れて行ってもらったっけなぁ。
始めて映画館で観たゴジラは「ゴジラVSキングギドラ」だったっけ。
親父がゴジラ好きだったから、僕は幼少期から昭和ゴジラやガメラをビデオで見せられていたんだけど、この「ゴジラVSキングギドラ」はゴジラよりも周りの高層ビルの方が背が高かったのが印象的だったな。
ゴジラが高層ビル群に埋もれてるんだもん、人間てすごいよね。
調べてみると別にドラゴンボールもゴジラも夏にしか上映していなかったわけじゃないんだけどさ、なぜか「映画と言えば夏」「夏と言えば映画」って印象があるんだよね。
実際、夏に観る映画って好きなんです。
僕、日中に映画館に入って、映画見終わって外に出るとトップリと日が暮れているのが苦手なんですよ。冬とかそうじゃん。
なんだか映画の余韻も相まってか、すごく寂しい気持ちになる。
夏って日が長いからさ、映画が終わってもまだ外が明るいことが多いんだよね。
それがね、なんだかホッとするんだよ。